きらきらで育つホーリーバジルは、甘く美しい香りが豊かに広がります。触れるとその香りは倍増。切花にしても香りが続きます、乾燥させても、種にも香りがつくほどです。
花は下の段から咲きはじめ、虫たちがせっせと受粉をし助け、種がどんどん作られます。
来年のために、種を取ります。
種を取るには、花が咲いた後に花が落ちるのを見届け、朽ちていくのを待ちます。
完全に枯れてしまう前に根本から枝を切り、元気な葉を枝から外して花穂だけにします。これは後々の保管がしやすいように、元気な葉は乾燥させて保存するように。
花穂だけになった枝を下向きに干し、数日乾燥させます。
花穂を枝からしごきとり、取った房を指ですり潰すと中から黒い小さな種がぽろぽろ落ちてきます。これが、バジルの種。
バジルシードとして飲み物に入れたりする場合は、きれいに取り出した方が良いですね。
きらきらでは、播種のための種とりなので、枝につけたまま春先までそのままにしておきます。こぼれてもいいように封筒を使って保管しています。
種を蒔くときに、枝から外して土の上でパラパラ房をほぐしながら種を蒔いています。
種には発芽の条件、葉っぱの形や姿、花の咲くタイミング、花の色や形などなどがたくさん詰まっています。
ですので、この環境に合ってきたバジルをはじめ、他のハーブや野菜の種を大事に繋いでいきたいなと思っています。
花を摘み取らずに、種とりしてみませんか?
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