チンキとは、ハーブの短期間アルコール漬けにしたものです。
秋分を迎えハーブたちは夏の勢いから
少しずつ冬支度を始めています。
剪定をして冬越しをするのですが
その際にこのチンキ作りをおすすめします。
剪定したものをドライにしておくこともできますが
香りが長持ちしないものも多いです。
アルコールに漬けることの利点は
ハーブティーなど水やお湯での抽出では
得られないハーブの有効成分を抽出することと、
長期間の保存ができること。
アルコールの種類はいくつかありますが
梅酒や果実酒をつくるホワイトリカーが
内用・外用ともに可能なのでおすすめです。
剪定した枝を使って
2週間ほど漬け込みます。
陽の当たらないところに置き1日に一回は瓶をふります。
コーヒーフィルターなどで濾して遮光瓶で保管しておきます。
チンキの使い方ですが、使いやすさからあげると
①お水や紅茶ホットミルクなどに数滴混ぜて飲む
②お風呂に入れて
③お掃除の際にバケツにいれて水拭きなど
④化粧水や軟膏、リップクリームなどの材料に
などなどです。
ハーブによって色、味、香り、薬効が
異なるのを楽しめますよ。
ちなみに”薬用酒”は
度数の低いアルコールに長期間つけたものをいうそうです。
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