空き地や土手などに自生しているのでとても身近な野草のひとつではないでしょうか。
春先に新芽をだし、葉をちぎるといい香り。野草摘みを最初に知ったのがよもぎでした。
よもぎは地下茎(ちかけい)で繁殖するキク科の多年草です。秋には花も咲かせます。
葉はギザギザと下切れ込みがあり、葉の裏面には綿毛がありそのために白く見えます。よもぎの綿毛を集めたものがお灸の「もぐさ」です。
よもぎは古くから薬草として生活に役立てられてきました。
食べる、飲む、つける、かおりをかぐなど生命力の高いよもぎは万能薬として使われてきています。
初夏、新芽が成長し葉が厚みを増してより逞しさを感じます。
これからの時期は、お茶にしたりお風呂に入れたりするのが手軽でおすすめです。
蓬という漢字の持つニュアンスも好きなポイントです。
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