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春の苦味を味わう ─身体を目覚めさせ、旬の生命力と共鳴する 

これまで、背骨の強張りをほどき、呼吸を隅々まで届ける練習をしてきました。それは、自分という「器」の中にスペースを作り、内側の世界で感じ取ることが難しくなってしまいやすい「生命の輝き」を確認するための準備でもあります。

疲れがなかなか抜けない、眠りが足りないと感じている…単なる疲れの蓄積だけではなく、器が閉じてしまっているサインかもしれません。

身体が「苦味」を欲した理由:蕗のとうが教えてくれた目覚め

先日、初めて自分の手で「蕗のとう」を収穫しました。土から顔を出したばかりの、小さく力強い生命。指先に伝わる土の冷たさと、微かな春の予感。

それを米粉で天ぷらにして、いただきました。
揚げたての天ぷらを一口。サクッとした食感と、春の華やかさ、そして少しの苦味。

それは、身体を内側から目覚めさせてくるような、清々しい刺激でした。一口食べると、また次の一手がつい伸びてしまいます。

蕗のとうの苦味を口にしたとき、私の身体が「そう、これが欲しかったんだ!」と喜んでいるように感じました。冬の眠りから目を覚ますように、春を迎えるよと、身体に優しく新たにノックしてくれたように感じました。冬の間、どこか単調な甘さや濃い味が続いていたようにも思います。身体の奥底で、何かが滞っていたのかもしれません。

背骨を整え、滞っていたエネルギーを再び回し始める

内側から動き出す、デトックスを促す、春の目覚まし時計のような刺激。この「苦味」が、停滞していたエネルギーを再び回し始める鍵だったように思えるのです。

カイロプラクティックでお伝えしている「背骨を整えること」も、実はこの感覚に似ています。背骨という生命の柱を整えることは、神経の通り道をひらき、内側の滞りをなくしていくこと。春の山菜が化学反応のように身体を目覚めさせるように、整った身体は外の世界からの刺激をより鮮やかに、ダイレクトに受け取れるようになります。  

その後も、タラの芽をいただく機会があって、タラの芽の突き抜けるような香りもまた、鼻から脳へ、そして全身の細胞へと、春のエネルギーが染み渡っていくのを感じました。

「美味しい」のその先にある、生命のやり取りと器の感度 

思考で頭がいっぱいだったり、気が張り詰めたりしているとき、私たちはこの「繊細な苦味」や「芽吹きの香り」を、ただの情報として通り過ぎてしまうように思います。ただ食べるのではなく、自分の「器」をひらいて味わうこと。内側からみずみずしく満たされていく感覚を味わえるではないかと思います。

日々の施術(カイロプラクティック)を通して私がお手伝いしたいのは、ただ痛みを取り除くことだけではありません。背骨の強張りをとり、神経系がスムーズに伝わる状態を作ることは、あなたの「器」の感度を本来の状態へ戻していく作業でもあると考えます。 

五感をひらいて、外の世界を味わうために

身体を整えるのは、単に不調をなくすためだけではありません。
春の光を浴び、風を吸い込み、大地を味わう。それらを全身全霊で面白がり、豊かに味わうことも楽しむため。 

春先の自律神経の乱れや、冬の間に溜まったお身体の重だるさ、ぜひカイロプラクティックでリセットしにいらしてください。

カイロプラクティックを通じて、あなたの身体が春の光や風、そして旬の生命力を余すことなく受け取れる「しなやかな器」であるよう、心を込めてサポートさせていただきます。

 「今ここ」の時間を、共に楽しんでいきましょう。

自然界のリズムと調和して生き生きと過ごせますように。

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