梅雨らしくない梅雨が続く、今年の6月。
お天気が少し心配でしたが、当日は見事なまでの快晴!
夏至を迎える最高のタイミングで、「富士山中腹・小富士ネイチャーリトリート」を開催いたしました。
新しい一歩となった今回の初開催。
今回は特別なスタートとして、信頼する最初のゲストをお迎えし、お互いの息遣いや自然の音がそのまま響き合うような、贅沢なプライベート空間でのリトリートとなりました。
大自然が用意してくれた、奇跡のような朝の様子をレポートとしてお届けします。

AM 3:50|群青の富士山と、目覚める鳥の声に背中を押されて
午前3時頃。まだ街が眠りの中にいる時間に最寄りの道の駅へ集合し、車を連ねて五合目へ。
五合目の駐車場へ到着したのは、AM 3:50頃でした。
1年の中で最も日の出が早いこの時期、車を降りると、すでに東の空は鮮やかなオレンジ色に染まり始めています。そしてふと振り返ると、深い群青色をまとった厳かな富士山と僅かに残る星の光が静かに佇んでいました。
森の中からはすでに鳥たちのさえずりが響き渡ります。世界の目覚めの早さに心地よいワクワク感を感じながら、少し足早に森を抜けて目的地の小富士(こふじ)へ。
目の前に広がる圧倒的な雲海と赤富士
森を抜けた瞬間に待っていたのは、眼下にどこまでも広がる見事な雲海でした。
風のない落ち着いた空気の中でしばし呼吸を整えて。
すると、雲海の境目から、静かに、けれど圧倒的なエネルギーで昇ってくる真っ赤な太陽。
日の出を迎えた瞬間、富士山が朝日に照らされ、美しい「赤富士」へと姿を変えていきます。
圧倒的な朝日を浴び、私たちの身体もどんどん温められていきます。
雲海との境目の淡い青から、空高くに向かって、青がだんだんと濃くなっていくグラデーションをただ興味深く眺めていました。
見上げるこの日の空は、雨上がりだからか、ハッとするほどの透明感。
ふと遠くへ目をやると、山肌をなとなぞるように美しくダイナミックに流れ落ちる「滝雲(たきぐも)」の姿も。
雲を彩る陽の光が刻一刻と変化していく様子は、まるで動く絵画のようでした。
自然と足を止め、思考を止め、言葉を止めて、ただただ目の前の壮大な営みを受け入れる。そんな贅沢な時間が流れていきます。

風のない静寂のなかで。「時間」と「仕事」を深掘りする時間
風が全くなく、驚くほど穏やかで静かな時間。
私たちはそこに座り、朝の光に包まれながら、6:30くらいまでゆっくりと朝食と温かい飲み物をとりながら過ごしました。
耳に届く鳥の声、ゆっくりと流れる雲。
時が止まったような静寂の中で、お互いに心に浮かぶことをぽつりぽつりと語り合いました。
「時間とは何か」
「時代の移り変わりと、変わらないこと、繰り返していること」
最近気になった物事から、人の心の有り様を深掘りしていくような温かい対話。
日常の肩書きや忙しさから完全に離れ、大自然のエネルギーに守られながら、どこか客観的に自分や取り巻く環境を眺め、心の内側と深く繋がっていく、とても豊かなひとときとなりました。
帰路|五感を開き、みずみずしい新芽の森をゆっくりと
小富士での目覚めの時間を後にし、帰りの森は、行き(足早に抜けた森)とは打って変わって、一歩ずつゆっくりと歩を進めました。
朝の光を浴びてきらめく、みずみずしい花々、木々の新芽。
しっとりとした雨上がりの森の香り。
近くから響く鳥たちの囀りの様子。
五感のすべてを研ぎ澄まし、ひとつひとつを丁寧に観察しながら歩く帰り道。
自分の中の「静かな部分、自然の姿」をさらに深く思い出させてくれる、それを自分自身に再び落ち着かせる時間となりました。

2026年の夏至を迎える、この時に開催した意味
リトリートを終えて今、改めて振り返りながら、1年の中で最も太陽のエネルギーが高まる「夏至」の直前であるこのタイミングに、あの場所へ行った深い意味を強く感じています。
夏至とは、古い流れを切り替え、新しい内なる目覚めを迎える転換点です。
2026年のこの時期、時代の大きな移り変わりの中で、私たちは無意識のうちに多くの情報や喧騒にさらされ、自分の真ん中(静かな部分)を見失いがちになります。
あの朝、私たちが目撃した「夜の時間が終わり、世界が圧倒的な光で満たされていく瞬間」は、まさに私たち一人ひとりの内側の『目覚め』そのもののように感じました。
風ひとつない静寂の中で、自然と湧き出てきた、「時間とは何か」「仕事とは、生き方とは何か」
という対話。
夏至という転換期を前に、大自然が私たちの心に「本当に大切なものと繋がるための余白」を見せてくれたのかなと思います。
初めてあの景色に出会った方ゲストが、最後に漏らしてくれた「本当に、いい時間を過ごせた」という言葉。それは、自然の光によって自分自身の内なる光に触れる、調和した瞬間を体験した魂の響きでした。
このタイミングで、この最高のエネルギーを受け取り、自分の場を開くことができたこと。それは私自身のセラピスト・主催者としての歩みにとっても、大きな始まりとなりました。
おわりに:この光のエネルギーを、次の「あなた」へ
日常の喧騒から完全に離れ、心に深い余白をつくる。
今回の初開催は、これ以上ない最高のエネルギーと共に、素晴らしいスタートをすることができました。この場を共に創ってくれた最初のゲストに、心から感謝いたします。
この素晴らしい大自然のエネルギー、そして内なる静寂と繋がる体験を、次はあなたへと繋いでいける日を楽しみにしています。
【次回リトリートの先行案内について】
富士山中腹・小富士ネイチャーリトリートは、それぞれの「静けさ」を大切にするため、次回の一般公募も【少人数限定】で、秋の開催を予定しています。
次回の開催日程を知りたいという方は、ぜひ下記のホームページよりイベントをチェックしてお待ちください。開催の1~2ヶ月前より、先行して公式案内を開始いたします。
▶︎ [https://kirakirahikaru.info/]



