【ワイルドストロベリー】
ワイルドストロベリーはバラ科の常緑多年草、野イチゴの一種です。
名前からもわかるように、イチゴの野生種なので性質がとても丈夫な植物です。
日当たりを好み、日当たりがよい方が花つき・実つきがよくなります。
成長が早く、耐寒性が強く、広がるように成長します。
乾燥よりもやや湿った土が好きで、暑さは苦手。
ランナーや株分けでどんどんとふやすことができます。
鉢植えの場合は水やりのタイミングを合わせるためによく観察しましょう。
また株がどんどん大きくなるので植え替えが必要になります。
別名『四季なりイチゴ』と呼ばれていて冬と夏以外が収穫期です。
一般的なイチゴより小ぶりな果実は、熟すと甘い香りがするので収穫時期が分かりやすいのが特徴です。
葉はとても香りが強くハーブとしても流通しています。
摘んだ葉を乾燥させて紅茶に合わせるのもおすすめです。
晩秋から冬にかけて地域によっては葉が寒さに反応して赤く色づくことがあり、とても美しい葉色になります。
【ラズベリー】
ラズベリーはバラ科キイチゴ属
比較的丈夫で育てやすいので育てている人の多い人気の樹ですね。
1季なり性と2季なり性の品種があり、2季なり性なら初夏と秋の2回収穫が楽しめます。また、自家結実性なので1本でも果実が付くのが特徴です。
ラズベリーは地下茎と呼ばれるランナーを這わせて成長します。
地植えにするとどんどん広がって、ひこばえと言って新しい幹がどんどん出てきます。
フェンスなどに絡ませてあげると良いです。きらきらでは、大きめのプランターで育てています。
ラズベリーはトゲのある品種が多いので、他のもの寄せ植えにはしないほうが扱いやすいと思います。収穫の際には、トゲに注意です。
5月頃に白い花を咲かせます。収穫時期は6~7月頃。
2季なり性なら10月にも収穫できます。
触れるとポロッと外れる帽子のような赤い実はとってもデリケート。
流通しにくいので熟した新鮮なラズベリーを味わえるのは育てている人の特権です。
どちらも春か秋の定植が適しています。
育てやすくて味わえる『ベリー』たち。
あなたのそばで育ててみませんか?
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