鮮やかなオレンジが目に眩しい、キク科の一年草です。
日の出と共に花びらを広げ、夕方閉じるので
太陽のハーブと呼ばれたりするそうです。
丈夫で育てやすく、3月〜5月ぐらいまでと開花時期も長くたくさんの花を咲かせます。
最近は、園芸用としてたくさんの種類のキンセンカ(カレンデュラ)が出回っています。ハーブとして利用できるのは特定の品種ですので、食用として利用する際は、ハーブショップなどで販売されている食用にできる種や苗を購入することをおすすめします。
キンセンカ(カレンデュラ)は、日当たりと風通しの良い場所での栽培が適しています。葉が濡れて蒸れていると病気になりやすいです。
キンセンカ(カレンデュラ)の種まき時期は秋です。
種は大きめなので扱いは簡単で発芽率も良い方です。
種まき後、通常3日~1週間程度で発芽します。
キンセンカ(カレンデュラ)は直根性の性質です。移植を嫌うので、植え付けの時は根をいじらないように注意して植え付けます。買ってきた苗を植え付ける際にも、根をほぐさずにそのまま土に埋める感じで植え替えるといいです。
キンセンカ(カレンデュラ)の花は、秋に種まきをすると、12月ごろから開花します。
花の最盛期は、3月~5月の春です。
冬の間に大きくなったものは、切り戻しをすると脇枝が生長し、花芽がたくさんある株になります。
花が咲いたら収穫、花が咲いていた茎はカットしておくとよいです。
種を採りたい場合は、花を摘まずにそのままにしておくと種になります。
花を乾燥させてハーブティー、オイル漬け、アルコールに漬けて利用することができます。
元気いっぱいな花ですから、切り花でも楽しめますね。